石川県能美市に引越し、悠々自適な里山暮らし。彼は農を楽しみ、私は第二のクリエイター人生としてカワイイお菓子を創作。

アイシングクッキー

子育ては、ゆったり
創作には、じっくりと打ち込む
アイシングクッキー・クリエイター

帽子を被って、黒い女性が立っている
Vol.2 伊藤ファミリー
子育て移住を検討している方は必見!石川県能美市で〈のびゞ〉子育てされているご家族を、インタビュー形式でご紹介します。

今回ご紹介するのは、2児(8歳の娘さん、5歳の息子さん)の子どもを育てる伊藤さん。伊藤さんは大学卒業後に石川県小松市にUターン、物件購入を機に能美市へ移住しました。会社勤めと子育てを両立する一方で、JSAアイシングクッキー認定講師として活動しています。

そんな伊藤さんに、石川県能美市での〈のびゞ〉暮らしをインタビューしました。
(2023年3月9日インタビュー)

お菓子づくり・家庭菜園
悠々自適な里山暮らし

Q.伊藤さん本日はよろしくお願い致します。まずは自己紹介をお願いします。

伊藤さん)
出身は石川県小松市で、大阪府の大学に進学。卒業後はUターンし、その後野々市市に引っ越しました。たまたま地域紹介誌のフリーペーパーに掲載されていた物件を購入し、2016年に能美市に移住しました。その際に石川県能美市の『定住促進補助金制度』を活用しています。

会社勤めと子育てをする一方で、JSA公認アイシングクッキー認定講師としても活動しています。2018年には、菓子製造業の許可を取得。現在は『MONSTER』を教室名として、アイシングクッキーのオーダーメイド製造・販売、クッキー型製作、レッスン等を行っています。

アイシングクッキー
女性がクッキーを作っている
能美で〈のびゞ〉暮らし Point!
「定住促進補助金制度」

市内に住宅を取得した方が対象とする補助制度。申請者は要件を満たす必要があり、条件によっては加算額がある。
能美で〈のびゞ〉暮らし Point!
JSA公認アイシングクッキー認定講師とは?

一般社団法人日本サロネーゼ協会の資格認定事業にて認定された講師。伊藤さんは北信越支部の副リーダーを務めています。

参考)一般社団法人日本サロネーゼ協会



Q.パートナーさんも移住者ですよね?

伊藤さん)
そうです!彼は関東出身者で、10年くらい前に石川県に移住しました。普段はWEBデザイナーとして活動していますが、ネット環境等に不便を感じていないようです。仕事以外の時間では畑や田んぼに取り組むなど、農的な暮らしを楽しんでいますよ。


Q.伊藤さんはどんな時に、石川県能美市で〈のびゞ〉を感じますか?

伊藤さん)
周りを気にせず「こらー!!」って、子どもに心置きなく怒れるところ(笑)

家と家との距離が離れており、ゆったりとしていて、過度な心配なく子育てができます。集落の方々は優しく「困ったら言ってね。」と、ほど良い距離感で接してくれます。住んでいて心地よさを感じていますね。

またご近所さまのご好意から、家庭菜園ができる土地をお借りしました。野菜から作り始めて「次は紅はるかを作ろうか!」とか「綿花を育ててみよう!」と、パートナーを中心に家庭菜園を楽しんでいます。それぞれ悠々自適に暮らしています。

男性が野菜作り、子どもが2人
子どもが紅はるかを持っている

唯一無二の贈り物を創る
アイシングクッキー・クリエイター

Q.お菓子づくりは昔から好きでしたか?

伊藤さん)
もともとはお菓子づくりに興味はなく、どちらかと言えばものづくりが好きだったんです。大学では金属工芸を学んでいましたし、卒業後には石川県加賀市の『彫金工房 月』で修業をし、創作活動をしていました。


Q.え!どのようにアイシングクッキーと出会ったんですか?

伊藤さん)
たまたま親戚の紹介で、アイシングクッキー教室の体験を勧められたのがきっかけです。

出産をきっかけに、金属工芸と距離を取ることになったんです。金属工芸は金属の粉が付着したり、彫金の道具を使ったりと、小さい子どもには少し危なくて。大好きなものづくりができなくなったのと、産後というのもあり、「なんのために生きているのか分からない・・・。」と気持ちが沈んでいました。

そんな状況から親戚がアイシングクッキー教室を勧めてくれて、試しに生後2か月の我が子を背負いながら体験に行ったら、本当に楽しくて!これなら小さい子どもがいても続けられると思いましたね。

黒い服の女性が話している
当時の葛藤について語る、伊藤さん


Q.創作欲求を満たしてくれたアイシングクッキー・・・惹かれたポイントは?

伊藤さん)
1つは食べもので遊べることにワクワクしました(笑)

ふつうは食べものをおもちゃにしてはいけないって教わりますよね。私はアイシングクッキーを作っているとき、お菓子づくりというよりは、調理器具を絵具や工具と見立てて創作しているような感覚です。

もう1つは、お菓子は幸せの象徴じゃないですか!わたしの場合、とくに贈り物としてアイシングクッキーをご依頼いただくことが圧倒的に多くて、お客様のご要望に応えるためにクッキー型から自ら作ります。「大切な人にonly oneの驚きを届けるお手伝い」を常に想いながら作っています。


Q.今後取り組みたいことはありますか?

伊藤さん)
現在申請中ですが、ふるさと納税の返礼品としてアイシングクッキーを出したいです。お世話になっている石川県能美市に、少しでも貢献したいと思っています。

そして一番取り組みたいのが、レンタルキッチン。お菓子等を作れる人でも、売るのは少しハードルがあがります。わたしは自宅の一部を改装して菓子製造業の許可をいただいたり、食品表示法を独学したりと苦労をしました。わたしの経験を少しでもほかの人に役立てないかなと思っています。

石川県能美市は
豊富な遊び場と
親身な子育て支援

Q.子育てに話題をフォーカスします。普段どこで子どもと遊んでいますか?

伊藤さん)
普段は『能美市物見山運動公園』にふらっと立ち寄って遊ぶことがあります。わざわざ市外に行かなくても、身近に遊ぶところがあるんですよ。また県外在住の妹家族が遊びに来るときはいつも、みんなで『辰口丘陵公園』に出掛けて遊んでいます。

木と芝生のある公園
『能美市物見山運動公園』に芝生広場
大人1人と子ども2人が自転車をこいでいる
『辰口丘陵公園』で遊んでいる様子


Q.普段はどこで買いものをしていますか?またよく利用するお店は?

伊藤さん)
近くにあるドラッグストアや、100円ショップで買い物をしていますね。わたしは職場が小松市のため、帰りに小松市で買い物してから帰ることもあります。一番利用するお店は『さとやまカフェ』、窓際の席は眺めがよくておススメですよ。


Q.不安な点や、不満な点はありますか

伊藤さん)
集落によりますが、わたしの住むところは道がすこし狭いんです。車が大きいと大変かな。あと一度だけ運転中に、路上で子熊をみたことがあります。直接見たのはその1回きりだけど、子どもだけで外に遊ばせる時には注意が必要ですね。


Q.子育て支援はいかがですか?

伊藤さん)
18歳までの医療費無料は本当に大きい。今でも助かっています。あとウチの子の発達に心配ごとがあったので、能美市の『こども発達支援センター』に相談したら、大変親身に相談に乗って下さったのが本当に嬉しかったです。

能美で〈のびゞ〉暮らし Point!
「乳幼児・児童医療費助成制度」

0~18歳までの乳幼児・児童にかかった医療費の、医療保険一部負担金相当額を助成。
能美で〈のびゞ〉暮らし Point!
「能美市こども発達支援センター」

乳幼児期から学童期、青年期までの一人一人の発達状況に応じた相談や支援をおこないます。

四季折々の石川県能美市
子育て移住したい人は、まず現地へ!


Q.子育て移住を考えている方に、ひとことお願いします!

伊藤さん)
春は山菜を天ぷらに、夏前には庭先で蛍が現れ、冬には近くの坂で雪遊び、わたしの住むところは四季折々の暮らしを感じます。一方で虫などを目にする機会もあります。そのような生活がいやでない方は、里山の暮らしに合っているかもしれません。

ご相談のうえで、アイシングクッキー体験もご案内することもできます。移住するうえでも大事なのは、その場にきて体験することだと思います。アイシングクッキー体験も交流の1つとして、ぜひご検討くださいね。

黒い服の女性が笑っている
Check!伊藤さんSNS

IG:「伊藤彩」
伊藤さんのアカウント。イベント情報などはこちらから確認ください。

石川県能美市で〈のびゞ〉暮らし体験をしてみませんか?無料で1週間まで利用できる『能美暮らしの家』で移住体験できます。

「石川県能美市に引越し、悠々自適な里山暮らし。彼は農を楽しみ、私は第二のクリエイター人生としてカワイイお菓子を創作。」への 1 件のコメント