石川県能美市で独立開業者が続出!?地域密着の不動産会社の取組とは?/加賀産業開発

挑戦者に投資して
地域の産業を育む
不動産会社

加賀産業開発株式会社
代表取締役
北川 雅浩(Kitagawa Masahiro)


設立から50年以上続く加賀産業開発株式会社。先代が創業した会社を、Uターンした北川社長が継ぎました。創業当時から取り組む分譲地開発に加えて、近年はテナント物件の開発にも積極的に着手しています。

本インタビューでは、独立開業者を地域に増やす「KSKビル」の取り組みや、今後の展望についてお聞きしました。石川県能美市で独立開業を目指す方で、小さい規模で挑戦したい方は必見です。

(2024年4月インタビュー)

地域に根付く
不動産会社を継ぐ

北川社長:
当社は設立から50年以上にわたり、不動産事業を展開してきました。創業当時は宅地造成・分譲の開発事業がメインでしたが、現在は自社の賃貸物件・テナント物件から太陽光発電など手広く不動産事業を行っています。

新たな分譲地を販売中


わたし自身は大学卒業後に、マンション販売をメインの不動産会社に就職しました。学生時代からなんとなくですが、将来は父の仕事を手伝うかなと思っていましたね。3年ほど勤めた後に石川県能美市にUターンし、2004年に代表を継ぎました。

わたしたちは「不動産を通じて人々の暮らしを豊かにします」を経営理念に掲げながら、不動産を通じたまちづくりを目指しています。近年は独立開業を希望する方へのサポートも増えています。

石川県能美市に
独立開業者が増える
KSKモデルとは?

北川社長:
過去に独立開業希望者から物件相談があった際に、良い物件を見つけられなかったんです。石川県能美市の課題の1つに、テナント物件が少ないため、物件さがしに苦労をしました。

そこで考案したのが、建て貸しの「KSKビル」方式でした。独立開業希望者のご要望から、当社がテナント物件を新築し、独立開業希望者にご入居いただきます。つまり、需要から逆算して開発する方式です。なかには20年以上ご入居している方もおいでます。



独立開業希望者の立場からすると、自らの要望が反映された新築物件を利用できます。建築時には保証金をいただくので多少のご負担はありますが、ご自身で融資を活用するよりかは低リスクで開業できます。

また当社の立場からすると、需要に基づいて開発できるのは大きなメリットです。マンション等はある程度需要を予測し、開発するのが一般的です。そのため入居者リスクが発生しますが、その心配がないのが「KSKビル」方式です。

「KSKビル」方式は、小規模の商売に適しています。たいてい10~20坪ほどの物件に加えて、駐車場5台分は確保できます。1~2人でお店を回しながら5組~10組のお客様をお迎えできる規模で、賃料を10~15万に設定できます。

小さく挑戦するなら
石川県能美市が
オススメです

北川社長:
石川県能美市は金沢市からもアクセスしやすいうえに、遊園地や動物園がある県内唯一の町。魅力あるお店づくりができれば、十分お客さんを呼べると思います。小規模ながら独立開業し、力をつけるのにぴったりな町です。

これまで独立開業者をサポートしてきましたが、だんだんと地域に魅力あるお店が増えてきました。開業したお店もバリエーションに富み、飲食店や美容院、その他サービス業が地域に生まれています。

建て貸しの「KSKビル」方式であれば、開業時の負担を下げることができます。まずは石川県能美市で小さく独立し、しっかりと力をつけたいとお考えの方や、移住希望者さんはぜひ一度ご相談ください。

ユニークな発想で
不動産を活用し
地域の産業を創る

北川社長:
今後も一般住宅向けの宅地開発や、不動産仲介を続けていきます。また、テナント物件がまだまだ少ないため「KSKビル」も増やしていきたいですね。

一方で、新たな取り組みとしてトレーラーハウスの活用を進めています。こちらもテナント物件として貸し出します。もうすぐ1件目が完成し、美容院向けのテナントとして利用者を募る予定です。

トレーラーハウスは地面に固定されていないため、車両扱いになります。そのため厳密には不動産ではありません。しかしながら、これまで「KSKビル」開発で培ったノウハウを生かし、商売をしたい方への新たな提案をしたいと思います。

また、トレーラーハウスであれば条件不利な土地も活用ができます。これからも不動産を通じたまちづくりを目指し、新たなことにも積極的に取り組んでいきます。ご関心ある方は、ぜひ一度ご相談をお待ちしています。

事業所加賀産業開発株式会社
所在地▼本社
石川県能美市寺井町カ240-2

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