首都圏から雪国へ移住! 石川県能美市の冬暮らしを楽しむ「3つのヒント」

Vol.3
雪国を味わう
冬暮らしをする
3つのヒント

「雪国で暮らすのは大変・・・」と感じた方、ちょっと待って!石川県能美市の移住コーディネーターが、雪国暮らしを楽しむヒントをお伝えします。記事は全3本の連載で、「雪国の移住」を楽しむ役立つ情報を紹介します。

※各記事で引用するデータ・統計は作成時に調べたものですので、予めご了承ください。ぜひとも最新情報等をご自身で調査いただき、見比べていただくことを推奨します。

雪国に移住し
冬暮らしを
楽しめるか?

石川県能美市は豪雪地帯に指定されている雪国です。「Vol.1」では1~2月のドカ雪(短期集中型)を、「Vol.2」では雪対策を紹介しました。

たしかに雪国の苦労はありますが、住んでみると慣れます。むしろ考えるべきは、どのように雪国暮らしを楽しむか。本記事では、雪国を楽しむ3つのヒントとして「アクティビティ」「食文化」「季節と発達」を紹介します。

石川県能美市の雪景色


雪国ライフ
①アクティビティ

雪国では気軽にウィンタースポーツが楽しめます!ワンシーズンに何度も楽しみたい方には嬉しいですね。また、石川県能美市には丘陵地を生かした公園が点在するため、わざわざスキー場へ行かなくても子どもと雪遊びが楽しめます。

●ウィンタースポーツ

近隣の市にスキー場が複数あり、石川県能美市からは車で45分ほどの好アクセス

●子どもと雪遊び

里山や丘陵地の地形を生かした公園・広場で、子どもと雪遊びが楽しめます

雪の日にゆきあそびをする

ウィンタースポーツや雪遊び後は、辰口温泉の総湯「里山の湯」に立ち寄ってください。リーズナブルに温泉が楽しめるだけではなく、タイミングがよければ幻想的な雪景色のなかで、露天風呂を堪能できますよ。

引用:ほっと石川旅ねっと「辰口温泉総湯 里山の湯
コラム:雪遊びに参加しよう!

自然体験プログラム等を実施する「能美の里山ファン俱楽部」では、小学生向けの雪遊び体験プログラムを提供しています。詳細は「かんじきで歩こう」をご覧ください。

自然体験メニューが豊富な「青空自主保育 おひさまぼっこ」は、冬の時期には雪遊びをします。ぜひご参考ください。

雪国ライフ
②食文化

石川県では冬に旬の食材がおおく、胃袋が忙しくなります。また食材だけでなく、雪国が生んだ食文化も、石川県の美食を支えています。

元来、厳しい雪国を生き抜くために先人が生んだ食文化の1つが「発酵食」。北前船が運んだ食材を生かした「大根ずし」「ふぐの子(白山市)」、豊饒な自然資源からつくられる「日本酒」などの発酵食は、雪国が誇る食文化です。

●大根ずし

身欠ニシン・大根を米と麹を使用して甘酒で漬ける発酵食で、各家庭の味がある

出典:農林水産省「うちの郷土料理」から引用

●ふぐの子

美川地区で生産するふぐの卵巣の糠漬け、文化庁「100年フード宣言」に認定

出典:「美川のふぐの子」から引用

●日本酒

明治9年に創業した「宮本酒造」が、石川県能美市の豊かな自然資源から和酒を醸す

出典:宮本酒造店「当蔵のご案内」から引用

●能美市の名物

郷土料理の大根ずしを生かした冬限定の能美市グルメ『能美糀づけ大根ずしラーメン』。焼肉ハウスREEDにてお楽しみいただけます。

雪国ライフ
③季節と発達

にょきっと芽がでる春
さわさわ緑葉が躍る夏
こっくりと紅葉する秋
しんしんと雪がふる冬

雪国の石川県能美市は四季があり、「冬」をしっかりと感じられます。四季の移ろいを実感できることは、すなわち日常の「変化」に気づくことです。これこそ、子どもの発達期において貴重な体験になるかもしれません。

『Frontiers in Psychology』に掲載されている論文を紹介します。下記の論文では自然の中で遊ぶことで、社交性、運動神経、認知発達の可能性を示唆されていました。

※1
Playing in nature-based environments not only supports young children’s healthy physical development (e.g., physical activity and motor development), but might also support their social-emotional, motor, and cognitive development
(自然の中で遊ぶことは心身の発達を助けるだけでなく、社交性、運動神経、認知発達を助けるかもしれません。)※作者要約

出典:Jannette Prins, Femke van der Wilt, Chiel van der Veen, Dieuwke Hovinga,2022/11/10,Frintiers in Psychology,[Nature play in early childhood education: A systematic review and meta ethnography of qualitative research]



たとえば、雪かきの【ある場面】を想像してみましょう。

【雪が積もった翌朝、子どもと一緒に雪かきをする。そろりと近所の方が家から出てきたので、簡単な挨拶を交わし、モクモクと雪かきを続ける。「○○さん、大きくなったね!何歳になった?」と、ときより世間話を交えながら。】

こんな日常に「自然体験」「親子のやりとり」「他者との交流・協働体験」が詰まっています。このような視点にたてば、雪国暮らしは、子どもの発達を支えるベストパートナーになるかもしれません。

土にサツマイモを植えている

冬を体験する
お試し住宅で
移住体験を

石川県能美市は豪雪地帯のため、雪対策が必須になります。しかしそれは雪国のマイナス面でしかありません。本記事では雪国のプラス面として「アクティビティ」「文化」「季節と発達」を紹介しました。記事をご覧いただき、もしあなたがワクワクしたならば、雪国が合うかもしれません。

最後に、移住を検討する方は移住体験をオススメします。本気で移住を検討する方は、あえて冬季にお越しください。石川県能美市には無料のお試し住宅をご用意しています。下記からぜひお申込みください。

※本記事のサムネイル・SNS画像は「maga.space」で生成しています。

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